ドイターの女性専用バックパックで、快適登山!

Women's fit backpack Women's fit backpack SL Series 女性専用バックパック SLシリーズ

黄色のラベル、黄色いゆりの花がSLモデルの目印です!

女性専用なら、
登山がもっと
楽しくなる。

ウエアやシューズ等と同じように、女性には女性専用のバックパックが必要です。ドイターのSL(スリムライン)シリーズは、世界で初めて女性ならではの体格とボディラインを考慮して開発された、ウィメンズフィットのバックパックシリーズ。キャリーシステムを含めたパック構造のすべてが、女性の体型に合わせた独自の作り方で完成されています。

その悩み!
私が解決しましょう!

登山ガイド 髙木 律子さん

日本山岳ガイド協会 認定登山ガイド
信州登山案内人、尾瀬自然ガイド
白馬山案内人組合所属

長野県白馬村を活動拠点地とし、北アルプスの魅力を多くの人達に伝える登山ガイド。NHK BS プレミアム「にっぽん百名山」で白馬岳や常念岳の案内人を務めるなど、その活動幅は広く、登山店等での講師活動も精力的に努めている。高山植物の知識が豊富。

登山ガイド 髙木律子さん

chapter 01 快適なバックパックを
選ぶポイントとは?

みなさん、こんにちは。登山ガイドの髙木律子です。登山の魅力はなんと言っても、都会では決して味わえない大自然のパノラマ風景です。一度登った山でも、季節が変わればまた違う表情を見せるもの。私もその魅力の虜になったひとりです。しかし登山は、他のスポーツとは異なり、ウエアやギアなどの装備をすべて自分自身で長時間持ち運ばなければなりません。だからこそバックパック選びに悩みはつきもの……。さらに女性ならではの悩みも多いものです。 バックパックを選ぶうえで大切なポイントは、フィット感、通気性、使いやすい機能の3つ。それではさっそく、女性の登山ライフがもっと快適で楽しい時間になるよう、「女性のためのバックパックの選び方」のヒントを探してみましょう。

登山ガイド 髙木律子さん

Point 1 身体にフィットする
バックパックを選ぼう!

小屋泊まりや日帰り登山でも、バックパックの総重量は7~10kgを超え、テント泊での縦走登山になれば、女性でも15kgを超える荷物になる場合があります。重い荷物を長時間背負い続けるコツは、「バックパックのフィット感」。上下左右に揺れることなく、肩と腰にしっかりフィットするバックパックは、実際の重さよりも軽く感じることができるはずです。

登山ガイド 髙木律子さん

Point 2 適度な背面通気性が
快適さを向上させる!

汗をかきやすく、蒸れやすい背中を快適に保てられれば、体温上昇を抑えることができ、体全体からの発汗量や疲労も軽減することが可能です。バックパックの構造をよく確かめ、背中とのクリアランスや素材による通気性が確保できるかを確かめて選びましょう。意外と見落としがちなポイントですが、とても重要なファクターなのです。 (写真はドイター・フューチュラ)

登山ガイド 髙木律子さん

Point 3 登山に適した機能を備えている
バックパックを選ぼう!

ただ荷物だけを入れるためのバックパックでも登山は可能です。しかし、長時間背負うことや、頻繁に荷物の出し入れを行うことを考えれば、備わっている機能が使いやすさと快適さを大きく左右します。例えば、しっかりと腰に荷重を伝えられるウエストベルトや、2気室で使用できるコンパートメント構造は、是非備えておきたいポイントです。

登山ガイド 髙木律子さん

chapter 02 女性と男性の
背中の違いって何?

身長の高い私(167cm)でも、男性と比べればその体格は全然違います。だからこそ女性専用のバックパックを選ぶことが快適な登山への近道になるのです。大きく異なる部分は3カ所。「肩幅」「背面長」「骨盤の形」です。この3カ所を身体にフィットさせることで、快適さは驚くほど向上させることが可能です。

登山ガイド 髙木律子さん

1. 肩幅

男性の肩幅に合わせたショルダーストラップを肩幅の狭い女性が背負うと、肩の筋肉の中心で荷重を支えることができず、ズリ落ちや疲労の原因になってしまいます。また、男性用のショルダーストラップは、男性の肩幅に合わせた幅広のデザインが多く、フィッティングが合いにくい場合があります。

2. 背面長

身体構造の違いから、女性は男性に比べて足が長く、腰の位置が高く、背面長は短い傾向が見られます。例えば同じ身長でも、背面長は男性の方が長い場合が多いのです。写真の比較を見ても、ヒップトップの位置にそれほど違いは見られませんが、肩の高さは全然違うことがわかります。

3. 骨盤の形

女性の背中は、腰からヒップにかけて弓形状の曲線になることが多く、男性に比べて骨盤が張り出すような形状で「腰の角度が異なる形」になっています。男性向けの真っ直ぐなヒップフィンでは女性の骨盤にフィットしにくく、バックパックの荷重をヒップフィン全体で支えることができにくくなります。また、隙間や痛みが生じる原因にもなるのです。

男女の肩幅、背面長、骨盤の形の違い

chapter 03 ドイターSL ウィメンズ フィットの特長とは?

男性モデルに比べて
背面長を短く、
肩幅を狭く設定

同じモデルの男性用とSLモデルを並べてみると、背面長の違いは一目瞭然です。この違いがフィット感に大きな変化をもたらします。大切なポイントは、「ショルダーストラップが始まる位置の違い」です。

背面長を短く、肩幅を狭く設定したSLモデル
背面長の違いで生じる荷重ポイントの違い

背面長の違いで生じる
荷重ポイントの違い

ショルダーストラップの付け根が、肩甲骨の中央から始まる背面長サイズが理想的なフィッティングです。歩行中の振動や荷重が理想的な位置で分散され、疲労を軽減するだけじゃなく、身体にバックパックを引き寄せる肩上のスタビライザーもスムーズに機能します。   

肩の浮きは、背面長が合っていないことが原因 肩の浮きは、背面長が合っていないことが原因

肩の浮きは、背面長が
合っていないことが原因

背面長が合っていなく、荷重が後ろに逃げてしまうのを肩上のスタビライザーで引き寄せてカバーしていますが、ショルダーストラップが浮いてしまっていては、荷重をストラップ全体で支えることができません。SLモデルは女性の背面長にフィットするため、重い荷物も楽に背負うことができます。

SLモデルは女性専用の
ショルダーベルトデザイン

SLモデルのショルダーベルトは、3つのポイントを重視してデザインされています。
① やや細く、柔らかな素材
② バストラインにフィットする緩やかな曲線
③ 腕振りに干渉しにくい短めの長さ設計

肩幅が狭く、男性に比べて肩の筋肉量が少ない女性の背負い心地を追求したショルダーストラップデザインに仕上げています。

SLモデルのショルダーベルト
ショルダーベルトが腕に干渉

ショルダーベルトが腕に干渉

男性用のショルダーストラップは長く設計されているため、女性が背負った場合には、歩行中の腕振りに干渉することがあります。

干渉を軽減するSLモデル

干渉を軽減するSLモデル

SLモデルは、背面長に合わせたショルダーストラップの長さ設計のため、腕振りに干渉することが少なく、快適な歩行が可能です。


バストラインを避けたSLモデルのチェストベルト

バストラインを避けた
SLモデルのチェストベルト

正面からの見た目にも明らかな違いが見える部分が、チェストベルトです。男性用では、チェストベルトが下に下がってしまい、女性のバストに干渉してしまいます。不快感を覚えるだけでなく、荷重を支える大切な機能も失ってしまうのです。SLの女性専用デザインなら、見た目だけでなく、快適さが段違いで高まります。

女性の骨盤に
フィットする
専用の
ヒップフィンデザイン

バックパックの全体の荷重を腰にしっかりと伝える機能の要が、ヒップフィンです。ドイターの中〜大型のバックパックには積層構造の素材で構成されたヒップフィンが採用され、重い荷重を支えることを実現していますが、SLモデルには、さらに女性専用のパターンが採用されています。女性の腰にしっかりとフィットする形を追求しているのです。

SLモデルのヒップフィンデザイン
SLモデルのヒップフィン設計

そもそも男性と女性の骨盤の形が異なります。写真で見るように、女性の腰に男性用のヒップフィンでは指が入るほどの隙間が生じることが多く、バックパックの荷重を腰で支えることが困難になります。SLモデルには、女性の腰の形に添うようにウエストベルトをやや斜めに設計。肌当たりの良い専用の素材と相まって、長時間の歩行でもバックパックの荷重をしっかりと支え、快適な登山を可能にします。

違いは見た目
だけじゃない!

バックパックの快適さは、さまざまな設計が相乗効果で機能してこそ発揮されるものです。背面長、ショルダー、ウエストのデザインも重要ですが、ドイターが長年こだわって来た素材の強さや、使い勝手を向上させる付属機能の豊富さが、登山で味わう感激の一瞬をさらに素晴らしい瞬間へと導くのです。ぜひお店で一度ドイターのSLウィメンズフィットを体験してみてください。これまでのバックパックとはひと味違う心地よさが感じられるはずです。

登山ガイド 髙木律子さん

登山ガイド
髙木さん
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65+10SL

黄色のラベル、黄色いゆりの花がSLモデルの目印です!

「黄色のラベル」や
「黄色いゆりの花」が
SLモデルの目印です!

本格的に「女性のためにバックパックを設計する」という開発は、ドイターが先駆けです。そのこだわりは、女性登山家や女性ガイドと共に骨格形状に合わせるための設計から見直され、女性に最適な装備へと進化させています。お店で展示されているドイターのバックパックを探せば、「黄色のラベル」や「黄色いゆりの花」を見つけることができます。これこそ、女性の快適さを象徴するSLモデルの印なのです。