発汗を抑えて疲労の軽減をめざす、夏山登山を快適にするドイターのバックパック。背面通気性と背負い心地を探求してきた、120年以上のこだわり。

ドイターが目指す「本当の快適さ」を体現したバックパック、フューチュラプロ。
汗に悩む夏山の登山に、エアコンフォートセンシックシステムを搭載したフューチュラプロが快適さをもたらします。ムレやすい背中に心地よい通気をもたらす画期的な新型構造は、120年以上の歴史で培われたドイターが誇る技術の進化です。夏シーズンに最適なバックパックの決定版となるフューチュラプロの驚きの快適さを、この夏の登山で体感してください。

1. 抜群の背面通気性をもたらすメッシュパネル

写真:フューチュラのメッシュパネル 強いテンションをかけて張られたメッシュパネル

背負い心地に特別なこだわりをもつドイターの研究・開発で、特に大きな進化を遂げたのが、エアコンフォートセンシックシステムを司る「背面メッシュパネル」です。パックに内蔵されたスプリングスチールのフレームで強いテンションがかけられ、従来のモデルに比べてさらに網目を大きくし、より高い通気性を実現しました。また、両サイドに設けた3Dメッシュが、背負った際の肌当たりを向上させています。もちろん従来モデルから採用しているメッシュパネルへの特殊なコーティング加工も施され、汗を吸わないので、汗を多くかく夏山登山での快適さは抜群です。

2. どんな肩にもフィットするアクティブフィットショルダーストラップ

写真:フューチュラのショルダーストラップ 荷重伝達性の向上で安定感と追従性を高めた
アクティブフィットショルダーストラップ

メッシュパネルに干渉しない設計で、ボディに内蔵されたフレーム部にショルダーストラップの付け根をつなげることで、重い荷物を背負った際の荷重伝達性を高めています。さらに、独立したショルダーストラップが、さまざまなユーザーの肩幅やアングルにストレスなくフィットするため、長時間の歩行や前後左右の激しい動きにも楽に追従します。

3. 体の動きに追従するECL(エルゴノミックコンフォートロック)機構のヒップフィン

写真:フューチュラのヒップフィン 腰骨の上から包みこむように押さえてパックのズレを防ぐECL(エルゴノミック・コンフォート・ロック)機構のヒップフィン

フューチュラプロのヒップフィンには、大型バックパックにも使われている「ECL」機構を採用しています。内部は複数の異なるパッド材で構成し、左右のフィンを内部中央で一体化させたワンピース構造です。腰骨中央から包みこむようにホールドすることで、体の動きに追従してフレキシブルに動き、もっとも快適に背負える正しい位置からズレにくくする仕組みが、「ECL」システムなのです。

※ECL(エルゴノミックコンフォートロック):医師の専門的な意見を取り入れて開発した人体工学に基づく画期的なヒップフィンシステムです。

国際山岳医が提唱する
発汗水分補給の関係とは

国際山岳医の資格を取得し、山で多くの登山者を診ていますが、脱水による症例が圧倒的に多いです。人体は内臓の温度をおよそ37~37.5度に調節するようにできています。それが38度を超えてふらつきを覚える頃には、中等度の熱中症と判断されます。体はより熱を逃がすために皮膚に近い血管を広げて放熱し、さらに汗をかいて体温を下げ、多量の水分を失います。その結果、内臓を循環する血液が少なくなり、脳や胃腸の働きが低下し、フラフラしたり、気持ち悪くなったり、消化不良などを起こします。また、汗をかくと、水分以外にエネルギーを消費することが科学的に報告されています。背面メッシュ構造のバックパックなら、通気性の改善により放熱効果が高まり、水分喪失の減少や疲労の軽減が期待できるかもしれないですね。

写真:大城和恵先生

大城和恵
おおしろ・かずえ

医学博士。日本人初のUIAA/ICAR/ISMM認定山岳医。

世界で初めて背面通気システムを
開発したドイターの信念

写真:1930年に開発した「タウエルン」 1930年に開発した「タウエルン」の実物の背面構造

ドイターには「使い続ける道具を作る」という信念があります。

ただ使い勝手がいい道具ではなく、「実用的である」ということがもっとも重要視されます。例えば1930年に開発したタウエルンというバックパックがいい例でしょう。当時の常識であった、収納して背負うだけのバックパックに、「快適」という新たな観点を取り入れた画期的な開発でした。写真でわかるように、トライアングルのテープでテンションをかけて、背中とパックの間に通気性を持たせています。タウエルンはその後、ナンガパルパット遠征隊による実地テストを経て、30年間におよぶロングセラーとなりました。これが世界で初めて実用化された背面通気システムです。

フューチュラプロ 36

ドイターは今も変わらず当時の信念が開発の礎になっています。ユーザーにいつまでも使い続けてもらえる実用的な道具作りを目指し、世界でもっとも長い歴史をもつ背面通気システムの熟練技術で、最高の背負い心地を形にします。